115回積雪期搬出訓練報告

■日時

2014126日(日) 700集合・開始

 

■場所

比良 堂満 第1ルンゼ、第3ルンゼ

 

■行動記録

 

 

 

7:00

シート梱包のデモ・説明、シート梱包の練習

8:50

イン谷出発  堂満第1ルンゼより第3ルンゼへ移動

11:00

堂満第3ルンゼ 搬出の実地訓練開始

 工作・搬出・回収班に分かれる

 シート梱包後、引きおろし、V字引き上げシステムの実践練習

 引き下しの実践練習(コンテによる方法、スタカットによる方法)

14:00

時間切れの為、搬送終了

16:00

イン谷にて反省会〜解散

■参加者

(氏名は感想のところを参照)

 

救助隊班 計17

(運営10人 一般参加4人、初級冬山登山学校3人)

<内訳>AIMA(1)、OWCC(1)、KLCC1)このはな山の会(3)、テルル(2)、豊中労山(3)、高槻労山(3)、白峰山の会(1)、モンテス(1)京都労山(1)

 

■感想

※初級冬山登山学校の一部は別行動

 

名前

所属会

感想

葛川

AIMA

冬の訓練に参加しているがまだまだ勉強不足で、立場上、全体を指揮しないといけない立場なのですが、若輩者で、川田さんや青木さんに頼っている部分が大きくあるので、技術を吸収していって、全体の指揮をきちっとできるよう精進しないといけないとますます思った。毎年、新しい技術がどんどん変わるし、雪の状況も去年の雪のない状態や、今年の雨が降って更に雪に変わったというコンディションの変化でシチュエーションも変わってくるので、訓練は積み重ねが大切で、1年行ったら完璧と言う事はないので、今回の搬出でも、工作をした人は回収、搬出をした人は工作を経験してみるなど何回でも山をやっている限りは参加して欲しい。

青木

KLCC

寒いのでレベルが下がることが必ずある。ビレイポイントの取り方も、スノーバーを差し込むだけではダメで、しっかり差し込んで周りを踏み固めてしっかりした点を作っておかないと巻き込まれてしまう。良かった点はシート梱包を下で練習していたので、しっかりできていて梱包が壊れなかった。スコップを置いてしまった   カラビナ等が凍るのはシュリンゲは防水スプレー、カラビナは潤滑液などを塗って冬山に備えるように。講習会ではなく、訓練に来ているという気持ちでガッツを持って取り組んで欲しい。、早く救助したら社会復帰が早くなるし、亡くなる人の命が救われるが、粗雑にするとレスキューデスが起こってしまうので、安全に安全にと言うと遅くなるが、スピードアップも必要。そこら辺の兼ね合いが必要。基礎をキチンをすることが大切。寒いのでモチベーションが下がっていたかもしれないが、実践では命がかかってるんやという気持ちでしないと助けられない。

安保

テルル

組織部で夏・冬のセミナーには関わっているが、救助隊が何をしているか知らなかったが、皆さんが訓練をして危機管理をしていること労山会員に知ってもらえたら、もっと訓練に参加して貰ったら勉強になると思いました

小倉

洛中

体力的に落ちていて、何年かぶりの参加で、大阪の皆さんの逞しい姿を見てありがたかった。
京都では12月に事故があった際に弔意を頂きありがとうございました。かなり京都は沈んでいるが大阪の皆さんの技術を取り入れ、元気を取り戻したい。

川田

このはな山の会

人数が少なかった。1回では覚えられないので、仲間を誘って参加して下さい

河野

豊中労山

装備搬出の際、スノーバーを忘れてしまった。チェックリストで装備の把握するようにしたい。

木村

テルル

今年で雪山搬出3回目の参加。おととしも3ルンゼからの搬出だったが、理由がわからないが今日の方が難易度が高かった。上は風が吹いて寒いので集中力が欠けているもかもしれない。下でやっている丁寧さが出せなかった

嵯峨山

豊中労山

去年は雪がなく残念だったが、今年は雪が多く、ヌンチャクなどが凍りもたついて時間を無駄にしてしまった。

瀬畠

OWCC

しばらく冬山に行っていなかったら、自分の体力が退化していると思った。上と下で引き合っておろしていたが、タイミング・テンポを合わせるのが難しかった。一工夫いるのだろうと思った。

塚田

このはな山の会

初級冬の方からの参加でした。毎回シート梱包の方法やシステムが変わっているので今後も参加して勉強したい。

中島

高槻労山

昨日雨だったが、今日は雪に変わり冬山らしい訓練ができた。比良での雪の訓練は久しぶりなので思い出せずもたもたしてしまったがまた頑張りたいと思います。

西岡

高槻労山

雪の中で雪山らしい搬出訓練になったと思いました。梱包されたのですが、けがをしたらいかんなと思いました。寒くて震えた。搬出する人の声に励まされたが大変だと思った。雪の搬出では雪の凸凹が背中にすべて感じるので、固いものを入れて欲しい。

則友

豊中労山

初めて参加した。今日は大変でした。いつも皆さんが訓練してくださっている子に感謝しています。

松尾

モンテス

前回に続き、工作隊をしたが、次回は別な所をしたい。

松本

このはな山の会

今まで訓練に参加して、梱包をした事はあったが、実際に搬送したのは初めてで勉強になった。

三宅

高槻労山

昨日予行演習をしたが、シートベントが本結びに変わっていたりしていたので、こういう機会があったらまた参加していきたい

村中

白峰山の会

毎回内容が違っているが、限られた時間しかないので、プログラムをきちんと組んで色々なことをしたい

■総括(救助隊長 葛川)

 

今回は雨から始めり吹雪の中の搬出となりコンディション的には難しい訓練となりましたが、逆に実際に近い訓練になったと思います。
運営としても装備やプログラムなどで改善点が多く見つかりました。
また講習会ではなく訓練なのだとう言う事を再度認識し、運営的な事だけではなく積極的に搬出にも参加し自己の技術向上に努めなければならないと思いました。

 

☆メーリングリストの登録

救助隊員の方で、メーリングリストへの登録がまだの方、また今後、救助隊員として登録したい方は、下記までメールにて。
     owaf_rescueteam@yahoo.co.jp


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