「トムラウシ遭難事故を考える」シンポジウムの開催について


2009年7月16日大雪山系で10人もの登山者が低体温症で亡くなった。特に、トムラウ
シに向かった18人のツアー登山パーティからは8人もの人々が犠牲となり、一般社会
に大きな影響を与えた。当シンポジウムでは、事故の背景と原因を探ると共に、今
後、二度と同じようなツアー登山事故を起こさないための事故対策など、様々な観点
から議論していく予定である。


1.開催方法 パネリストによる講演と参加者との討論会
2.開催日時 2010年2月27日(土)
       13:00 〜17:30  (12:30開場)
3.会場   神戸市・王子動物園ホール 
  (神戸市の王子公園内、神戸登山研修所の西側)阪急電鉄・王子駅下車徒歩5分
4.主催   日本山岳サーチアンドレスキュー研究機構
5.共催   社団法人日本山岳協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳レスキュー協議会
6.参加費  500円
7.問合せ先 青山 aoyama@res.kutc.kansai-u.ac.jp
       古賀  h-koga@viola.ocn.ne.jp
8.日程
13:00    開会 総合司会  古賀英年
黙祷
挨拶 内藤順造(社団法人日本山岳協会副会長・専務理事)

13:10---13:25 T.戸田氏による「トムラウシからの生還」  (15分)

13:25---15:30 U.トムラウシ遭難事故の原因と背景について
          座長 村越真 {8人×15分(発表12分、質疑3分)=2時間}
      @(報道側から見た)トムラウシ山岳遭難事故の外観と推移 
          岩城史枝(岳人編集部)
      A山岳遭難事故におけるトムラウシ問題の位置づけ
          青山千彰(IMSARJ)
      Bトムラウシ遭難時の山岳気象について
          城所邦夫(元気象庁山岳部)
      Cトムラウシにおける低体温症について  
          船木上総(苫小牧東病院副院長) 
      Dマスコミの問いに対する、登山専門旅行会社の見解
          黒川 惠氏(アルパインツアーサービス株式会社代表取締役)
      Eガイドの意思決定のあり方について 
          磯野剛太(社団法人日本山岳ガイド協会理事長) 
      Fトムラウシ遭難事故の法的問題
          溝手康史(弁護士)
      G山岳団体から見たトムラウシ問題
          西内博(社団法人日本山岳協会協遭難対策委員長)

15:30---15:40        休憩

------------- 後半の部; 8人のパネリストと、会場の参加者との共同討議 
------------
          座長 青山千彰

15:40---16:40 事故の原因と問題点に関する総合討議

16:40---17:30 ツアー登山における遭難事故防止のあり方について

17:30   閉会挨拶 井芹昌二(日本勤労者山岳連盟副理事長・遭対委員長


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